C型肝炎について決断を迫られた福田総理はこのように発言されました。
「よく知らないから判断できない」
これは酷い。材料に乏しく判断できないなんて言い訳にもならない。政府に責任の有無をここで論じるつもりはありませんが、政府代表者がそれでは困りましょう。心情的には補償してほしいものでありますが、どのような結果になろうとも、何故そのような判断を下したのか、論理的に説明する責任があるはず。それが出来ないのならば総理大臣など辞めてしまえ。
政府が補償に後ろ向きなのは、全員救済となると補償費用が莫大になり、財政を圧迫するからといわれている。わからなくもない。しかし、その一方では米国の飼い犬よろしく燃料支援には盲目的である。国際貢献? 自国の民さえ救えぬ分際で何を言うておるw その費用はどのように賄うつもりなのか。
一部補償に終着しそうな気配。財政面を以ってこれを納得させるのは困難。福田内閣総理大臣の手腕の見せ所であるが、どうだろうか。