本日はエイプリルフール。
嘘を吐いても許されてしまうという素晴らしくも危険な日。
なので、私も皆様をあっと驚かせるようなネタを考えてみたのですが……何も思い浮かばない!
ああ、せっかくのイベントがorz
少しばかり話を変えまして、嘘という定義について考えてみます。
今まで何かを信じ、公言してきたこと。
それらが覆された場合、これまでの発言も嘘に該当するのでしょうか?
だとすれば、私は皆様に嘘を吐いてしまったことになります。
そう、これまで私は『三次が二次に勝ることはない』と考え、自身の胸中を公言してきました。
勿論現在でも平均的に見れば三次よりも二次の方が魅力的だと思っています。
しかし、三次が二次を超越する瞬間も確かに存在するのでした。
事は職場の同僚と共に行った花見会場にて起こった。
宴も中程を過ぎ、酒を飲むもの、飲まないもののテンションの差が顕著になってきた頃、息苦しさを感じた私達(私と秘書)はこれ以上の付き合いを放棄し、その場を抜け出した。
とはいえ、あまり遠くに行くわけにもいかないので、少しばかりの散策を楽しむ。
目的などない散策であったが、辺りを見回せば人だらけ。
人の多さにうんざりだった私達は人気が少ない場所を探すことにした。
暫く移動して感じる。桜の花が少なくなるにつれ人の数も減っていく。
花見に来ているのだから当然のことではあるが、人々の反応があまりに正直だったため苦笑い。
人と桜を見比べる私を見て秘書も何かを抱いたのだろうか、こんな一言を呟いた。
「桜も人と同じで美しいほど人目を惹き付ける、そして散ってしまえば見向きもされない。残酷な現実ですよね」
おお、随分と感慨深いセリフだな。
いや待て、なんだその捨てられた女みたいな発言は!
過去に何かあったのか?
大丈夫だよ、私は捨てないから♪
などと一人で脳内活動を活性化させていたのだが、ふっと彼女の方を見やると、寂しくなってしまった桜の木を見上げ愁いの表情を湛えているではありませんか。
!? これは!
キタね。初めて三次女の魅力を知ったよ。
三次女を綺麗だと意識するなんて単なる都市伝説だと思っていたのに……。
この一件により私は嘘吐きになってしまったというわけです。
すまない、これからは三次女に心奪われることなきよう頑張るからさ!
ハァ~普段嘘を吐いていた所為でエイプリルフールに(かなり痛い)真実を告げることになろうとは……。
皆様も発言には気を配った方が宜しくてよ!