ストーカーも最初からこんな風(↓)にヤバイのではありません。
最初の内は、相手に好意(正の感情)を返して欲しいと考えているので、ストーカーも相手に対し、好意を示します。
○マオ→好意→C.C. ⇒ C.C.→好意→マオ
ここで、ストーカーの想いが通じ、相手から好意が返ってくればなんの問題もない素敵なカップルとなります。
しかし、ストーカーの想いが通じることなく、相手から好意を返してもらえない場合はというと…。
○マオ→好意→C.C. ⇒ C.C.→お前には興味ないんだ。もう私には関わらないでくれ→マオ ⇒ C.C.→まるで空気のような扱い→マオ
人間は相手からの働きかけを求めるものなので、相手からの好意が得られず、ましてや、なんの働きかけもないことには耐えられない。だからこそ…。
○マオ→悪意→C.C. ⇒C.C.→嫌悪感やら不快感→マオ
相手に悪意(負の感情)を向けることによって、嫌悪感やら不快感(負の感情)を示してもらおうとするのです。
ストーカーに限らず、興味を抱く相手には…。
正の感情>負の感情>>>空気扱い
を望むもの。(心理学的に)
また、同種の感情であっても、次第により強いものを求めてしまうことが、ストーカーの行動をエスカレートさせているのです。
要するに、ストーカーの考えとしては「本当は好きになってもらいたい」けど、好きになってもらえず、構ってもらえないくらいなら「嫌われたほうがまし」だということです。
とはいえ、ストーカーが相手に嫌われるようになってからも「真に求めるのは好意」なのだと私は思います。
ただ、相手に悪意を向けてしまった時点で関係の修復は絶望的になるので、本当に相手のことを想うのなら安易な方法には頼るべきではないのでしょう。
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