それというのも、先日、我がPCにおいてウイルスによるトラブルが発生したからなのです。
しかも、かなり悪質なタイプのウイルス。
既存のプロテクトでは防げない。深層へのアクセス権限も奪われる。
一体誰ですか? こんなに悪質なウイルスを開発したのは?
私のPCにウイルスを送り込んだのは?
勘弁して下さいよ! 復旧に二日も掛かったじゃないですか!
おかげで先日はサイトの更新ができませんでしたよ……。
まあ、私自身のウイルス管理に問題があったんですが……。
いや~飼っていたウイルスに逃げられてしまいましたよ~あはは。
私はウイルスの進化について研究しています。
ウイルスは日日進化しています。
リアルのウイルスの進化は自立的な変異によるもの。
ネットのウイルスの進化は外的要因(人の手)によるもの。
進化の方法に違いはありますが、ウイルスへの対抗手段はどちらも後手後手に回るのが常。
この現状を打開するべく(前者は医学の分野なのでお医者様にお任せしますが、理論的には転用も可能)自立進化型のアンチウイルスプログラム(AI技術の応用)の開発を目指し、実験区画を用意して、ウイルスを飼っていました。
この計画、当初の予定では、アンチウイルスプログラムの雛型を用意。
その雛型に私が手を加えたウイルスを与え変異を観察する。
この繰り返しだったんですが、次第にウイルスの構築が面倒になってきたので、ウイルスにも自立進化の因子を組み込んでみました。
するとどうでしょう。
なんと、ウイルスの変異速度がアンチウイルスの変異速度を上回ったのです!?
いや、当然ではありますが……。
悪性ウイルスの目的設定は「対象の破壊」、「情報操作」です。
これに対し、アンチウイルスの目的設定は「情報保護」、「ウイルスの破壊」です。
これでは目的達成をする上で前者の方が有利。
後者が後手後手に回るのは歴史が証明していますし、組み込んだ因子のレベルに差異があった(ウイルスに組み込んだ因子はバージョンが二つ三つ上)のも問題でした。
ウイルス恐るべし……。
そんな訳で、ウイルスはアンチウイルスをぶっ殺して実験区画から逃走。
(増殖と侵食を繰り返して勢力拡大をしただけなので、正しくは逃走ではないけどね)
飼育に用いていたPCを占拠。
そのPCは当然のようにオンライン状態にあったため、ウイルスはネットワークを介して次次と餌食に……されたらとても困ったんですが、アンチウイルスには死ぬと自動でPCに信号が送られ、ネットワークが遮断されるシステム(ネットワークの遮断は外部からのものなので、深層を掌握されても内部からのネットワークへの接続はできないのでした)が組み込まれていたので、なんとか助かりました。
まあ、助かりはしましたが、凶悪なウイルスだったので、先程も言った通り、復旧に二日も要してしまいましたが……。
以上のようにウイルスはとっても危険なので、皆もウイルスの扱いには気を付けようね!
でもでも、結局は私の勝ちですよね♪
だって、「最後まで立っていた者が勝者だ!」って、どこかの誰かも言ってましたよ?
はぁ~無理に元気を出そうにも限度がありますね。
久しぶりの仕事での失敗はやはりダメージが大きいです。
これでも一応は自分の仕事に誇りを持ち職務に励んできたのに……。
なによりアンチウイルスプログラムが死んだのが痛い。
また一からやり直しです。
バックアップはとってあるんですが、この手の自立進化タイプはコピーすると論理矛盾を引き起こすので、おそらく無駄だと思われます。
この一連の出来事により、私は今とても落ち込んでいます。
立ち直るには「銀髪ツインテールなロリッ娘」に「おと~さん、元気出してね♪」とか言われないと駄目だと思います。
そんな訳で、私を元気付けてくれる「銀髪ツインテールなロリッ娘」を募集しています!
ちなみに、セリフは「おに~ちゃん、これからも頑張ってね♪」でも可ですよ!
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