「さて、ついに『ひぐらしのなく頃に 祭』が発売となったわけだが、どうするか…」
「ルルーシュ、何を迷っているんだい?
早く買いに行かないと売り切れちゃうよ!」
「いや、買うには買ったのだが、他にもプレイしたいソフトがあるからな…。
直ぐには着手できそうにないんだ…」
「ダメだよ、ルルーシュ。そんなことじゃ話題についていけないよ。
やり込みはともかく、プレイだけはしてみるべきだと思うよ」
「そうだな、スザクの意見はもっともだ。
とりあえず、プレイだけはしてみるか…」
「解ってくれて嬉しいよ、ルルーシュ」
「いや、俺の方こそ礼を言わなければならないな。
ところで、スザク、梨花ちゃんは一周目から攻略対象なのか?
プレイするからには梨花ちゃんをゲットしたいんだ!
もし、二周目以降限定なのだとしたら、二周目まで頑張れるかどうかあやしいのだが…」
「迷わずに梨花ちゃんを狙うなんて君は…。
でもね、ルルーシュ、残念だけどそれは無理だよ。
『ひぐらし』はギャルゲーじゃないから個別エンドはないんだ…」
「なんだってー!?
じゃあ、俺の熱い梨花ちゃんへのこの想いはどうすればいいんだ…」
「ルルーシュ、そんな不健全な想いは捨てた方が身の為だよ…。
気持ちを入れ替えて純粋にシナリオを楽しめば良いんじゃないかな?」
「はぁ~いまいち納得できないが仕様なら仕方ない…。
まあ、個別エンドがなくとも梨花ちゃんに萌えられることには変わらんからな!
それにしても、このOPは神決定だな。
これだけでもプレイする価値がある」
じぃ~~~
「やっぱり梨花ちゃんは可愛いな♪
あー俺もお持ち帰りしてー」
じぃじぃ~~~
「くっ、なんてことだ!?
梨花ちゃんに萌えると決めていたのに思わぬ伏兵が…。
夏美可愛いよ夏美♪」
じぃじぃじぃ~~~
「しかし、プレイする度に思うのだが、赤坂は間違いなくロリコンだな。
奴からは俺と同じ匂いを感じる…」
じぃじぃじぃじぃ~~~
「ん? なんだ、スザク、お前も気になるのか?」
「えっ…あっ、うん。梨花ちゃ…いや、ゲームの音が聞こえてきたから少し気になったんだ…」
「そうか…それは済まなかったな。
お前に迷惑がかからないように音量を下げることにするよ…」
「あっ…ルルーシュ、迷惑って程でもないから、音量はそのままでも構わないよ…」
じぃ~~~
「えっと…その、僕も梨花ちゃんの声が聴きたいんだ…」
「……。
人のことを性犯罪者のように扱った奴のセリフとは思えないな…」
「仕方ないだろ!
ただでさえ可愛い梨花ちゃんをゆかりんが演じたんじゃ萌えないわけないじゃないか!」
「そうか、スザクお前も…。
優等生かと思ったら同類だったとはな!」
「違う! 僕は…僕は…」
「気にするな、スザク。人類の九割はロリコン(ショタ)だといわれている。
梨花ちゃんに萌えてしまったとしても全く問題はない!」
「ルルーシュ、慰めになってないよorz」
「しかし、声がついた梨花ちゃんの可愛さは異常だな…。
キャラデザが変わって不安だったのだが、ゆかりんの前では無用な心配だったようだ…」
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