皆さん元気ですか。私はちょっぴりアンニュイな気分です。それというのも、得意の妄想を展開し、居もしない架空の彼女が「私と仕事どっちが大事なの!」などと言い出した場合、私はどうすれば良いのだろうか、考えていたからなのであります。
私はどうしたら良いのでしょう?
彼女はとっても心が綺麗なのだが、その心が収まるに相応しく、器もまたそれに劣らず美しい。私はそんな彼女を愛している。彼女の為ならばどんなことも厭わない心積もりだ。
少なからず、自身のために仕事をしていることも否定は出来ないが、彼女への想いあればこそ、仕事に意義を見出し、励んでいることもまた事実なのだ。
例えばそうね、先程の選択で彼女を優先する選択肢を選んだとしましょう。
判り易く極論しますが、彼女との時間を大切にする為、現在の職を辞することに。すると、きっと収入減少。仮に収入が変わらずとも、仕事に対するモチベーションの低下は如何ともし難い筈。それに、彼女の我侭が一度きりとは限らない。彼女の都合で仕事を転々とするのでしょうか。
愛あれば幾度は耐えられるやも知れぬ。しかし、繰り返す内にその愛すらも失われてゆくことだろう。愛が失われたことに気付くことが出来ればまだ良いのだが、殆どの場合それは叶わない。そして、その状態で彼女に不満の一つでも言われてしまえばどうでしょう。私には堪え切る自信がありません。
怒りに任せて彼女を傷付けることを言ってしまうかも知れない。私はそれが恐ろしい。だからこそ、深く考え込まずにはいられない。彼女を取るか、仕事を取るか、私はどうするべきなのでしょう?
何、とりあえず病院に行った方が良いと?
なんで、私どこも悪くないヨw
妄想に没頭することくらい誰にでもあるだろう。
そんなことでいちいち病院のお世話になっていては、お医者様に迷惑至極。
そればかりか、収容し切れまい。
夢見がちなヲタがどれほどいるとお思いか。
それに、妄想も馬鹿には出来まい。妄想を繰り返す事、あらゆる事態を想定する事に他ならず、いざ事が起こった際、冷静な判断、適切な行動が取れよう。そのいざが現に生じても臆さぬよう、諸君等も普段から妄想に耽る事の大切さ、努々忘れぬように。
そうさね、目安は、いつ魔法少女に出会っても問題ない位であろうか。
白い悪魔か、黒い天使、どちらにするか、しかと決めて置くに限る。
因みに私は赤い騎士が大変宜しい。
何故ならば、白い悪魔、黒い天使、是ともに齢二十を数え、既にオバ……嗚呼、なにやらピンクなる光が凄まじい速さで私に向かってくる。これはもう助かるまい。
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